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AI ツールでクラウドストレージと NAS のファイルを使う

Claude、ChatGPT、Antigravity などの AI ツールで、RaiDrive が対応するすべてのストレージのファイルを、先に自分でダウンロードせずに使えるようにします。対象は、Google Drive や OneDrive などの個人向け・法人向けクラウド、Amazon S3 などのオブジェクトストレージ、NAS(自宅や会社のネットワーク上のストレージ機器)、サーバーです。RaiDrive は、ストレージを Windows のドライブ文字として表示します(これをマウントと呼びます)。AI ツールは、そのドライブをデスクトップのフォルダーと同じように扱います。

左に AI ツール、中央に 1 つの RaiDrive ドライブ、右に RaiDrive が対応するストレージのグループ 左に AI ツール、中央に 1 つの RaiDrive ドライブ、右に RaiDrive が対応するストレージのグループ

動作のしくみ

AI のデスクトップアプリとコーディングエージェント(ターミナルで実行し、代わりにファイルを編集する AI ツール)は、PC 上のフォルダーで作業します。そのフォルダーがクラウドにあることは認識しません。RaiDrive はストレージをドライブ文字に割り当てるので、AI ツールでそのドライブのフォルダーを開きます。

  1. RaiDrive でストレージをマウントします。たとえば Google Drive を Z: にします。
  2. AI ツールで、そのドライブのフォルダー(たとえば Z:\Documents)を開くか、添付します。
  3. AI ツールがそこにあるファイルを読み取ります。フォルダーで作業するツールは、結果もそこに書き込みます。RaiDrive は、AI ツールがファイルを使うときにだけ、そのファイルをダウンロードしたりアップロードしたりします。

サービスごとに別のコネクタ(アドオン)は要りません。RaiDrive が対応するすべてのストレージが同じように動作します。個人向けクラウド、法人向けクラウド、S3 互換のオブジェクトストレージ、WebDAV、SFTP、FTP(ネットワーク経由でサーバー上のファイルにアクセスする方法)を使うサーバーです。RaiDrive 自体に AI 機能はありません。AI ツールから見ると、RaiDrive のドライブは普通のドライブです。

AI ツールを選ぶ

以下のツールの一部は CLI です。ターミナル(PowerShell などのコマンドを入力するウィンドウ)でツールの名前を入力して実行するプログラムです。「そこで claude を起動する」とは、ターミナルを開き、cd でそのフォルダーに移動して、claude と入力することです。

AI ツール ドライブのファイルを開く方法 ガイド
Claude Desktop、Claude Code ドライブのフォルダーを添付する(Claude Desktop)か、そのフォルダーで claude を起動する(Claude Code) Claude
ChatGPT デスクトップアプリ、Codex CLI ドライブのフォルダーをプロジェクトとして開く(ChatGPT デスクトップアプリ)か、そのフォルダーで codex を起動する(Codex CLI) ChatGPT と Codex
Gemini アプリ、Gemini CLI、Antigravity アプリ、Antigravity CLI ドライブのファイルをアップロードする(Gemini アプリ、読み取りのみ)、ドライブのフォルダーをプロジェクトとして開く(Antigravity アプリ)、またはそのフォルダーで agy(または gemini)を起動する Gemini と Antigravity
Microsoft Copilot、GitHub Copilot CLI ドライブのファイルをチャットに添付し、Copilot が作ったものをダウンロードする(Microsoft Copilot、読み取りのみ)、またはドライブのフォルダーで copilot を起動する(GitHub Copilot CLI) Microsoft Copilot と GitHub Copilot
Web ブラウザーの AI(Copilot、Gemini、ChatGPT、Claude、Google 検索と Bing の AI による回答) ブラウザーのファイル選択ダイアログでドライブのファイルをアップロードする(読み取りのみ) 下の Web ブラウザーの AI

Web ブラウザーの AI

Web ブラウザーで使う AI サービスは、Copilot アプリと同じ方法でドライブのファイルを受け取ります。Microsoft Copilot(copilot.microsoft.com)と Bing の Copilot、Gemini(gemini.google.com)と Google 検索の AI モード、ChatGPT(chatgpt.com)、Claude(claude.ai)です。

  1. ページで、アップロードのボタンをクリックします。多くは + またはクリップのアイコンです。
  2. ブラウザーが、Windows のファイルの選択ダイアログ(ファイルを選ぶウィンドウ)を開きます。ドライブは、Microsoft Copilot と同じように一覧に表示されます。
  3. ドライブのファイルを選んで、そのファイルについて質問します。

Web ページは、ファイルのコピーをアップロードします。ドライブのフォルダーを開くことも、ドライブに書き込むこともしません。ページが受け付けるファイルの種類は、そのサービスによって異なります。

新しいドライブは、プライベートなネットワーク ドライブとしてマウントされます。これらは RaiDrive の 2 つのドライブオプションです。ドライブの設定でできることで説明しています。ほとんどの AI ツールは、この既定の設定で動作します。目的に応じて、次の設定を変更してください。

目的 設定 参照先
AI ツールに元のファイルを変更・削除させない 読み込み専用 安全なアクセス
AI ツールにストレージ全体ではなく 1 つのプロジェクトだけを見せる 特定のフォルダーだけをマウントする 安全なアクセス
AI ツールが開くファイルを確認する ファイルへのプロセスアクセスを監視する 安全なアクセス
AI ツールの起動時にドライブがマウントされている プログラムの起動時に再接続(既定でオン) 互換性
Claude Desktop でドライブのフォルダーを添付する ネットワーク ドライブ(既定)、またはローカル ディスク + 公開。RaiDrive のバージョンによって異なります Claude
AI エージェントがバックグラウンド(Windows サービスとして、またはだれもサインインしていないとき)で動作する ローカル ディスク + 公開 互換性

管理者向け

AI ツールを個人アカウントで使う場合も法人アカウントで使う場合も、RaiDrive の設定は同じです。

  • AI ツールが読み取るだけでよい場合は、ドライブを読み込み専用で展開します。
  • Windows サービスとして、またはだれもサインインしていないときに動作するエージェントには、公開のドライブが必要です。詳しくは互換性を参照してください。