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Gemini と Antigravity でクラウドストレージを使う

RaiDrive のドライブを通じて、Google の AI ツールが RaiDrive の対応するすべてのストレージ(クラウドドライブ、オブジェクトストレージ、NAS)のファイルで作業できるようにします。

ツール ドライブの使い方 結果
Gemini アプリ ドライブで選んだファイルのコピーをアップロードします チャットに残ります。必要なものはダウンロードします
Gemini CLI ドライブのフォルダーで作業します フォルダーに保存されます
Antigravity アプリ ドライブのフォルダーで作業します フォルダーに保存されます
Antigravity CLI ドライブのフォルダーで作業します フォルダーに保存されます

CLI は、ターミナル(PowerShell などのコマンドを入力するウィンドウ)で名前を入力して実行するプログラムです。

始める前に

Gemini アプリ

Gemini アプリは、PC 上のフォルダーでは作業しません。選んだファイルのコピーをアップロードし、結果はチャットに残ります。

  1. Gemini アプリで、メッセージ ボックスの下にある + をクリックし、続けてファイルをアップロードをクリックします。
  2. ファイルの選択ダイアログ(ファイルを選ぶウィンドウ)で、ドライブのフォルダー(たとえば Z:\Exports)を開きます。
  3. ファイルを選んで、開くをクリックします。

    ネットワークの場所にある Google Drive (Z:) を選んだファイルの選択ダイアログ

  4. ファイルについて質問します。

    ドライブから 4 つの年間輸出実績のブックを添付した Gemini アプリ

フォルダーごとアップロードする

ドライブのフォルダーをまとめてアップロードすることもできます。

  1. + → その他のアップロード → コードをインポートをクリックします。
  2. フォルダをアップロードをクリックします。フォルダーの選択ダイアログで、ドライブのフォルダーを選んで、アップロードをクリックします。

この機能は、コードのフォルダー用に作られています(Google のヘルプ: Gemini アプリでファイルをアップロードして分析する)。そのため、Gemini はフォルダー内のテキストファイルだけを読み取ります。テキストファイルは、メモ帳で開いて読めるファイルです。.csv、.md、ソースコードなどです。Excel ブックのようなテキストではないファイルは、この方法でアップロードすると、Gemini は読み取れません。これは Gemini の動作です。ドライブのフォルダーでも PC のフォルダーでも同じです。RaiDrive は、どちらの場合も同じファイルを渡します。ブック、ドキュメント、PDF ファイル、画像には、ファイルをアップロードを使います。ファイルをアップロードは、ファイルの形式をそのまま保ちます。

Gemini アプリは、ドライブに何も保存しません。作成されたファイルなどの結果を残すには、チャットからダウンロードして、自分でドライブに保存します。

Gemini CLI

Antigravity CLI は、Google アカウントでサインインします。Gemini CLI のサインイン方法は異なります。2026 年 6 月 18 日以降、Gemini CLI は個人アカウントの Login with Google を受け付けません。Google は、これらのユーザーを Antigravity 製品に移行しています。Gemini CLI は、Google Cloud プロジェクト(Google のクラウドサービスのアカウント)または Gemini API キー(プログラムが Gemini を使えるようにするコード)でサインインします。このページでは、Google Cloud プロジェクトを使う方法を説明します。Google Cloud プロジェクトを使うと、Gemini CLI は Vertex AI を使います。

Google Cloud プロジェクトでサインインする

  1. PowerShell で、gcloud auth application-default login を 1 回実行します。以降は繰り返す必要はありません。gcloud は、Google Cloud のコマンドラインツールです。
  2. 次の 3 つの環境変数(プログラムが起動時に読み取る設定)を設定します。GOOGLE_GENAI_USE_VERTEXAI = true、GOOGLE_CLOUD_PROJECT = プロジェクト ID(Google Cloud でのプロジェクトの名前)、GOOGLE_CLOUD_LOCATION = global などのロケーションです。

Gemini CLI を起動する

  1. PowerShell を開きます。スタート メニューで「PowerShell」を検索します。
  2. 次の 2 行を入力し、それぞれの行の後で Enter キーを押します。1 行目(cd)は、ドライブのフォルダーに移動します。Z:\Exports は自分のフォルダーに置き換えます。2 行目は、Gemini CLI を起動します。

    cd Z:\Exports
    gemini
    
  3. フォルダーで初めて Gemini CLI を起動すると、そのフォルダーを信頼するかどうかを尋ねます。信頼すると答えます。

  4. 作業を依頼します。たとえば「このフォルダーの年間輸出実績を分析して、PowerPoint プレゼンテーションを作ってください。このフォルダーに .pptx ファイルとして保存し、他の新しいファイルは残さないでください。」と依頼します。

Gemini CLI は、そのフォルダー内のファイルを確認なしで読み取ります。コマンドの実行やファイルの変更の前には確認を求めます。

この録画では、Google Cloud プロジェクトでサインインした Gemini CLI が、Z:\Exports に同じ PowerPoint プレゼンテーションを作ります。

Gemini CLI が保存したプレゼンテーションの最初のスライドです。

Gemini CLI が年間輸出実績のブックから作成したプレゼンテーションの最初のスライド

Antigravity アプリ

Antigravity アプリは、Gemini CLI と同じように、ドライブのフォルダーで作業します。そこにあるファイルを読み取り、コマンドを実行し、結果をフォルダーに保存します。

  1. Antigravity アプリで、Projects の横にあるフォルダーのアイコン(Create New Project)をクリックし、続けて New Project をクリックします。
  2. フォルダーの選択ダイアログで、ドライブのフォルダー(たとえば Z:\Exports)を選んで、フォルダーの選択をクリックします。

    Google Drive (Z:) を選んだ Antigravity アプリのフォルダーの選択ダイアログ

  3. メッセージ ボックスで作業を依頼します。たとえば「このフォルダーの年間輸出実績を分析して、PowerPoint プレゼンテーションを作ってください。このフォルダーに .pptx ファイルとして保存し、他の新しいファイルは残さないでください。」と依頼します。

  4. Antigravity アプリがコマンドの前に確認を求めたら、Yes, allow this time を選んで、Submit をクリックします。

    ドライブの Exports プロジェクトで最初のコマンドの前に確認を求める Antigravity アプリ

アプリは、すべてのコマンドの前に、会話の中で確認を求めます。ファイルを読み取るだけのコマンドの前も同じです。

Antigravity CLI

  1. PowerShell を開きます。スタート メニューで「PowerShell」を検索します。
  2. 次の 2 行を入力し、それぞれの行の後で Enter キーを押します。1 行目(cd)は、ドライブのフォルダーに移動します。Z:\Exports は自分のフォルダーに置き換えます。2 行目は、Antigravity CLI を起動します。

    cd Z:\Exports
    agy
    
  3. フォルダーで初めて Antigravity CLI を起動すると、そのフォルダーを信頼するかどうかを尋ねます。信頼すると答えます。

  4. 作業を依頼します。たとえば「このフォルダーの年間輸出実績を分析して、PowerPoint プレゼンテーションを作ってください。このフォルダーに .pptx ファイルとして保存し、他の新しいファイルは残さないでください。」と依頼します。

Antigravity CLI は、そのフォルダー内のファイルを確認なしで読み取ります。ファイルの作成、コマンドの実行、フォルダー外のファイルを開く操作の前には確認を求めます。

この録画では、Antigravity CLI が Z:\Exports にある 4 つの年間輸出実績のブックを読み取り、同じフォルダーに PowerPoint プレゼンテーションを保存します。Antigravity CLI は Z:/Exports のようにパスを / で表示します。これは Z:\Exports と同じフォルダーです。

Antigravity CLI をフォルダー内にとどめる

依頼の中で、使うファイルを指定します。たとえば「このフォルダー内のファイルだけを使って」と伝えます。Antigravity CLI がフォルダー外のファイルを開く、または不要なコマンドを実行しようとして確認を求めたら、断ってください。Antigravity CLI が元のファイルを変更できないようにするには、ドライブを読み込み専用でマウントします。

次のステップ

  • 元のファイルを保護するには: 安全なアクセス
  • AI ツールがドライブや新しいファイルを認識しない場合: 互換性